この記事の概要
- 楽天証券ではクレジットカード決済をすると1%のポイント還元がある
- 上限が50,000円までの積立支出が厳しい、ポイントのために投資するのは怖い、という方にもおすすめ
- 購入した投資信託をすぐ売却すれば実質的な支出がゼロで楽天ポイントを500円分獲得できる
- 低リスク商品を選択することで含み損リスクを極小化してポイントを獲得
Hola! リカルドです。
今回は、筆者が楽天証券で使っている積立投資の方法、楽天証券での積立投資を使って実質支出ゼロで楽天ポイントを獲得するハック的な方法を解説したいと思います。
- 楽天ポイントがもらえるなら欲しい!という方
- 既に楽天でクレジットカード決済の積立投資をしていて上限額にまだ余裕がある方
- 「ポイント獲得のために投資のリスク取るのはちょっと…」という方
に参考にしていただきたいと思います。
結論、手順としては次の4ステップです。
- まずは自分の積立てたい投資信託を楽天カード決済で積立設定
- 上限50,000円に満たない分は、追加で投資信託を選んで積立設定。
とりあえず満額まで設定する - 2.で設定した投信は毎月の購入後or気が向いた時に売却して現金として回収
- 国内債券インデックスの投信などを積立することで元本割れリスクを可能な限り回避する
それぞれ解説していきますが、積立投資はどうでもいいからポイント獲得方法が知りたい、という方はステップ2から読んでもらうのがおすすめです。
そしてこれをやるために必要なものは2つ
- 楽天カード
- 楽天証券の口座
すでに持っている方は設定するだけ、持っていない人もすぐ作成・開設できます。
筆者は、投資を始めるのは早ければ早いほど良い、と考えています。
投資に興味を持っている方は以下の記事も参考にどうぞ。
※本記事で紹介する方法は投資信託の購入という、金融商品への投資になります。
投資は自己責任でお願いします。
※本記事で紹介する方法は2021年5月時点での情報になります。今後、サービス改正などがある可能性もあります。
まずは自分の積立てたい投資信託で楽天カード積立設定;とりあえず満額を設定する
まずは自分が積立投資をしたい投資信託を、好きな金額を設定しましょう。
簡単に楽天証券でのクレジットカード積立についておさらいすると、こんな感じ
- 楽天証券での投資信託積立で、引き落とし先を楽天クレジットカード決済に設定できる
- 設定額の上限は毎月50,000円まで
(それ以上の積立は証券口座からの引き落とし) - 決済額の1%分の楽天ポイントが付与される
満額50,000円を毎月積立設定すると毎月500ポイント、年間6,000ポイントを獲得できます。
これはだいぶ大きいですよね。
この恩恵を存分に活用しましょう、というのが今回の手法の趣旨です。
では、さっそく積立設定スタートです。
まずは楽天証券で投資信託の積立て設定をします。
今回は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を毎月30,000円分積み立てることにしましょう。
ここで50,000円の満額を使い切れる方はそれで十分です。
あとはコツコツ積立てて資産を増やしていきましょう。
クレジットカードを使った積立投資の設定方法はこちらを参考にどうぞ。
上限に満たない分は、追加で投資信託を選んで楽天カード積立設定
先ほどはS&P500の投資信託に30,000円を積立設定しました。
楽天カード決済の上限まで、まだ20,000円の枠が余っています。
今回は、「ニッセイ国内債券インデックスファンド」を追加で20,000円積立設定し、毎月50,000円の枠を使い切りました。
特に積立てたい商品がないけれども楽天ポイントは回収しておきたい方は、ここで50,000円の枠を使い切りましょう。
今回のポイントは、ここで国内債券のインデックスファンドを選択したことです。
後ほど詳しく解説しますが、ここではなるべく価格変動の少ないファンドを選択することでリスクを抑えています。
ちなみに、楽天カード決済では、毎月12日までの設定に沿って翌月の1日に決済されます。
だいたい翌々日あたりに実際に投資信託が自分の証券口座に受け渡されます。
2.で設定した投資信託は毎月の購入後or気が向いた時に売却して現金を回収
国内債券インデックスファンドが証券口座に受け渡されたら、さっさと売却して現金化してしまいましょう。
毎月こまめに売却してもよし、何ヶ月分かまとめて気が向いた時に売却するもよし。
ポイント獲得のためにこの方法を活用している場合、元々の自分の許容金額以上を投資金額にまわしているはずなので、早めに回収した方がよいでしょう。
投資信託の決済と受け渡しは、たいてい
- 毎月(N月)の15日辺りに楽天カードで決済
- 翌月(N+1月)の1日に投資信託を約定
- N+1月の2,3日目に投資信託が受け渡される。
- 売却注文を入れる
- 約定、受け渡し(もう1,2日)
- N+1の25日に上記分が口座から引き落とされる(カード利用額として)
といった形で請求と引き落としが進んでいくので、カード引き落としまでに現金として回収しておきたい場合は、毎月10日当たりくらいまでには売却注文を入れておくのがおすすめです。
そうすれば、カードの引き落しまでに口座に現金を戻すことができます。
楽天ポイントを獲得しつつリスクをなるべく小さくする
ここまでの方法で、毎月500ポイントの楽天ポイントを自動でゲットできる仕組みが完成しました。
しかしもちろんですが、この方法にはリスクもあります。
一番は「価格変動リスク」です。
購入しているのは投資信託ですので価格は変動し、その結果として元本が割れるリスクはもちろんあります。
「500ポイント楽天ポイントをゲットしたが、購入した投資信託が500円以上値下がりした」
こんなことがおこるリスクもあることにはあります。
5万円の枠を埋めつつこのリスクをできるだけヘッジするためには、
- 「国内債券インデックスファンド」を購入する
- なるべく早めに売却してしまう
この2つの方法がおすすめです。
1つ目。
これは、国内債券に投資するインデックスファンドは、投資信託の中でも最も価格変動が小さいものの1種類だからです。
海外株式に投資するインデックスファンド、例えばステップ1で設定したS&P500のインデックス投資信託は、数日間の間で1,2%くらいの価格変動はよくあります。
上がればもちろん良いのですが、仮に1%下がった場合はそれだけで獲得した楽天ポイント分が消し飛びます。
国内債券のインデックスファンドは数日間で0.01%程度、せいぜい0.1%も動けば大変動と言えるくらいの価格変動の小ささなので、手堅く元本を回収した上で楽天ポイントもゲットする方法にはオススメです。
2つ目。
長く保有していると、投資信託の価格が変動するリスクが発生します。
早めに売却することで、このリスクを抑えることができます。
筆者はだいたい月に1回以上は楽天証券の口座を確認するので、そのタイミングで売却しています。
たいてはその間に2円とか3円とか、価格が変動する程度しか動きません。
国内債券インデックスファンドであれば、数ヶ月くらいはまとめて売却するなどでも大丈夫だと思います。
まとめ
今回は楽天証券で投資信託を楽天カード決済で積立てできるサービスを活用して、楽天ポイントを獲得する方法を紹介しました。
- まずは自分の積立てたい投資信託を楽天カード決済で積立設定
- 上限50,000円に満たない分は、追加で投資信託を選んで積立設定。とりあえず満額まで設定する
- 2.で設定した投信は毎月の購入後or気が向いた時に売却して現金として回収
- 国内債券インデックスの投信などを積立することで元本割れリスクを可能な限り回避する
以上の方法を上手く活用することで、使い切れない積立投資の枠を使い切り、上限まで楽天ポイントを獲得できるようになります。
5万円の枠を使い切ることで一度設定すれば、毎月500ポイント、年間6,000ポイントの楽天ポイントが手元に入ってくるマシンの完成です。
還元率1%ですから、年間60万円分の買い物に匹敵するポイントを実質的には自分の資産から外に出すことなく獲得することができるわけです。
しかも、お金の動きは
クレジット決済→投資信託→現金
ですから、自分の資産の形を変えているだけで、資産が減らずにポイントを獲得することができます。
まさに知っているだけで得をすることではないかと思います。
実際に筆者も毎月5万円の枠を上限まで使い切り、楽天ポイントを獲得しています。
筆者はメインの証券口座をSBI証券にしているので、楽天証券はほぼ楽天ポイント獲得用にしています。
また、2021年6月からSBI証券でも三井住友カードの決済で積立投資をするとポイントを獲得できるサービスが開始になるようです。
これと同じことができるかは不明ですが、こちらでも試してみる価値はあるかもしれません。
皆さんのよりよい楽天ポイ活の参考になれば嬉しいです。
それでは! Adiós!
リカルド
都内在住ギリ20代の会社員。社会人1年目、ほぼ貯蓄ゼロから家計管理を始め、5年目で1,000万円の資産形成に成功。学び、資産形成の過程で気づいたことを自分なりの視点で考察して発信します。資産形成を頑張る皆さんと経験や疑問、考える視点を共有したい。自称ガジェットオタ歴10年以上。好きなものはガジェットと旅行(海外18カ国、国内43都道府県)、サッカー。
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