この記事は
- TOEICの勉強をしている人
- これから勉強をしようと思っている人
に向けて
- TOEICは勉強しやすい試験でスコアを伸ばしやすい
- かつTOEICは世間からの評価が高い
- だからTOEICを勉強するのは有効な自己投資
という趣旨で書いています。
皆さん、TOEIC受けたことありますか?
そう。日本ではかなりメジャーな英語の試験で、ほとんどの方が一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)
今、頑張って勉強中の方、
乗り気じゃないけど会社や学校から受けろと言われて憂鬱な方…
資格の勉強として、候補に考えている方、
様々な方がいると思います。
このTOEIC、
実は「TOEICと英語力は関係ない」論が一定数あることも事実です。
- TOEICができても英会話ができるとは言えない
- TOEICの英語力は実践向きではない
- TOEICはシステムハック(解法テクニック)で得点が伸ばせる
などなど。
たしかにTOEICにはこういった面があるのは事実ですが、
少なくとも日本国内では英語力を証明する有力な資格試験になっているので、
勉強中の方には諦めないでほしいと思います。
そんな方々への応援の意味も込めて、
今回は以下の観点からTOEICが努力に見合った恩恵を受けられやすいと考える理由について解説します。
- 読解、リスニングという勉強しやすい技能で勝負できる
- 勉強法、対策が確立しているので対策をとりやすい
- 世間評価が高い
ちなみに筆者の英語スペックはこんな感じ。
日本で生まれ育ちながら勉強(と少しの実践)を通じて英語力を培いました、という筆者が
実際にTOEICを受けてみて感じたことなどを踏まえて解説していきます。。
- TOEICスコア:900点
- 海外居住経験なし
(大学の時に2ヶ月ほど短期留学) - 現在は仕事でたまに英語を使う
(メール&時々ミーティング)
理由1:読解、リスニングという勉強しやすい技能で勝負できる
ご存知の通り、TOEICの試験問題は
・リスニング問題
・読解問題(リーディング)
の分野から構成されています。
そしてこの2つの技能、日本の学校での英語教育で扱われるもの。
スピーキングなどに比べてまだ英語の技能としては
我々に親しみがあるので、
イチからスピーキングを鍛える、などよりはよっぽどハードルが低いしとっつきやすいということです。
それから、自分ひとりで机に向かって勉強できる技能なので、
空き時間など自分のペースで勉強を進めることができるのもメリットでしょう。
理由2:勉強法、対策が確立しているので対策をとりやすい
2つ目の理由としては次の2つの意味から対策が取りやすいことです。
- 勉強法、参考書などが充実している
- 出題形式に慣れることで更に得点UPが狙える
1つ目。
TOEICは日本でもかなり知名度の高い試験なので、
参考書がとても充実しています。
実際の問題構成と同じ、実戦練習用の模擬試験や
参考書も全体を広く対策できるものから単語やリーディング、リスニングなど
分野ごとに対策ができる参考書まで充実しています。
自分が強化したい分野に絞ってピンポイントで勉強ができる材料が揃っているので、
効率的にスコアUPに向けた勉強がしやすいです。
2つ目。
さきほど冒頭で書いた「TOEICはシステムハックで得点が伸ばせる」と同じですが、
これは事実そうだと思います。
TOEICは出題形式が独特だったり、分量が多いことが特徴です。
TOEICでハイスコアを取るためには
どういう形式の問題がどういう順番で配置されているかを知ること、
どのような順番で問題を解いて最後まで終わり切るかという作戦
がかなり重要です。
なので、初見の人が実際の試験を受ける前に
何回か模擬試験を解くだけでも違います。
こういう、問題形式になれるという突貫工事的な対策でも
人によっては数十点くらいはスコアを伸ばすことが期待できます。
自分に合った参考書を使って基礎力を固める
+
過去問を解いて形式に慣れる
これできっちりスコアを伸ばせます。
正当な努力と、テクニックで最後の一伸びを狙えます。
理由3:世間評価が高い(メジャーな資格試験である)
3つ目の理由としては
TOEICスコアが英語力を図るメジャーな指標になっていることです。
国内の大企業でも、社内の昇進や配属の基準にTOEICスコアを用いている会社は多いです。
新卒採用時にTOEICスコアの基準を設けている企業もあります。
例えば、楽天は新卒採用のTOEICスコアの基準を800点としています。
(選考に影響はないが入社までに800点取るように、という基準のようです。)
楽天は社内公用語が英語とされていることもあって
基準値としてはかなり高い水準ですが、
その他の企業でも、
管理職に昇進するためには650点以上必要、とか
海外営業の部署に配属されるには750点以上必要、などの
基準が設けられている企業が多々あります。
TOEICスコアを持っていなくても会社で仕事は続けられるでしょうが、
自分のキャリアの広がりやステップアップの際に
TOEICスコアが必要になってくるケースはさらに増えていくのではないでしょうか。
逆に、TOEICスコアがない、足りないことで
自分の行きたい部署に行けなかったり昇進したりできず、
キャリアの幅が狭くなってしまうのは勿体ない。
まとめ
ここまで書いてきたとおり、TOEICは
- 読解、リスニングという勉強しやすい技能で勝負できる
- 勉強法、対策が確立しているので対策をとりやすい
という点から自分の努力次第でスコアアップを着実に狙いやすい試験でありながら - 世間評価が高い
(会社でも英語力の指標として定着している)
ということで、
世の中に数多くある資格試験の中でも実用性の面では上位に入るのではないでしょうか。
筆者が自身でTOEICを受けた経験、
また周囲でTOEICを受けた知人などを見てきた感触としては、
英語が苦手な人でも正しい勉強法で基礎的な英語力を身に着ける+
過去問などをこなしてTOEICの出題形式に慣れる
というシンプル(だが効果的)なアプローチで、
650点〜750点という
だいたいの日経企業で入社や昇進などの基準となっているラインには到達できると思います。
それに世間一般の評価としても、700点台を持っていると、
「けっこう英語できる人」
という印象を持たれるのではないかなと思います。
最後のまとめになりますが、
TOEICは正しく勉強すれば素直にスコアを伸ばしやすい面もあり、
また、少なくとも日本国内ではメジャーな英語力の指標として地位が確立しているので、
2重の意味で「努力が報われやすい」試験です。
自己投資先としても良い対象ですので、
この記事が少しでもTOEIC勉強中の皆さんの応援になれば嬉しいです。
それでは!Adiós!!
リカルド
都内在住ギリ20代の会社員。社会人1年目、ほぼ貯蓄ゼロから家計管理を始め、5年目で1,000万円の資産形成に成功。学び、資産形成の過程で気づいたことを自分なりの視点で考察して発信します。資産形成を頑張る皆さんと経験や疑問、考える視点を共有したい。自称ガジェットオタ歴10年以上。好きなものはガジェットと旅行(海外18カ国、国内43都道府県)、サッカー。
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