労働力サブスクリプション!?裁量労働制は何時間残業が得or損の分岐点なのか?

雑記

Hello! リカルドです。

さてさて、筆者は今年度から勤務先の会社で「裁量労働」が適用されました。
これによって、筆者は残業代の支給対象から外れて裁量労働手当なる手当が支給される給料体系になりました。

残業時間に関係なく一定の給与+裁量労働手当の給与が支給される体系ということで、
残業が少なくても同じ給料、めっちゃ残業が多くても同じ給料、ということです。

裁量労働制とは?

企画・立案・調査・分析など、業務や業務の性質上、遂行方法などを大幅に労働者の裁量に委ねる必要がある場合に適用される制度。業務の遂行方法や手段、時間配分などに関して使用者(会社)が具体的な指示をしない状態である必要がある。
労働者は、実働の時間に関わらず予め定められた「みなし労働時間」を働いたものとみなされる。
(ただし、法定休日や深夜に労働した場合などの場合には割増賃金が支払われる)

なお、この制度の運用にあたっては、予め労使間で裁量労働制に関する所定の事項に関して労使決議を行い、労働基準監督署に届け出る必要がある。

※詳細の裁量労働制に関してご参考:厚生労働省「裁量労働制の概要

逆に、ほとんど残業しなければシンプルに給料が上がるだけなので大変おいしい制度になるわけですが、
今回は、自分は残業時間が何時間以下なら裁量労働制度をおいしく使えるのか、何時間以上残業をすると(会社にとって)お得なのか、その分岐ラインを検証していきたいと思います。

皆さんも、似たような給料体系の方は計算の参考にしてもらえればと思います。

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前提条件

まずは計算にあたっての条件を整理します。
今回の数値は計算過程の整理のための仮の数値で、筆者自身の給与額ではございません。
最後に、結果だけ書きます。

  • 基本給:仮に250,000円とします
  • 裁量労働手当:基本給の25%が裁量労働手当として支払われるものとします
  • 時間外割増率:法定の割増率25%とします
  • 所定労働時間:8時間とします。
           なお、月の労働日数は平均20日とし、月の所定労働時間は160hとします。

実際に試算してみた

前提の基本情報を整理したところで、実際の計算をしていきます。

裁量労働手当の金額をまず計算し、その金額を(残業代が出ていたとすると、)何時間分の残業で裁量労働手当の金額を超過するか、を計算していきます。

まず裁量労働手当の金額ですが、これは250,000×25%=62,500円になります。

したがって、残業何時間でこの62,500円を超えるのか、を次に計算していきます。

まず、残業1時間当たりの残業代を計算します。
時間割賃金が 250,000円÷160h=1,562.5円 なので、
残業1時間あたりの残業代は 1562.5円×1.25=1,953円となります。

したがって、
62,500円÷1,953=32h
が分岐点ということになりました。

以上の計算をまとめると、このような式が導かれます。

  • 基本給をX
  • 裁量労働手当の支給率をY
  • (残業代が出ると仮定した場合の)時間外割増率をA
  • 月の所定労働時間をN時間

とした場合、分岐点となる残業時間は

XY÷{(X/N)*A}

となります。
式に当てはめて、分岐ラインの算出に使ってみてください。

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まとめ

ここまで整理した計算過程に沿って、筆者自身の条件で計算もしてみました。
結果、筆者の場合の分岐ラインは約35時間程度。

つまり筆者の場合、月に35時間以下で残業を抑えれば効率的に仕事を終わらせることができた、
35時間以上の残業になると、裁量労働制の適用外で残業代をもらっている方が給与的にはお得でした、ということになるということが分かりました。

ですので、今後も引き続きこの数値は頭にいれつつ、毎月35時間以内の残業で収めることができるようにテキパキ仕事を進めていかないといけないなと思う所存です。

今回はこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは! Adiós!!

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